mola mola


僕の視力は乱れていて、
そのせいで数学が苦手になった。
ときどき、だれかの世界を見てみたくなるんだ。
でも僕は僕以外のだれにかわることもできない。
生まれたときからその運命はきまってて、抗うことはできない。
ねえ、こんなゆがんだセカイにいるために、
僕はうっかり空間のさけめにはさまってしまうかもしれない。
だから、そんな事態に備えて
君にいつも 僕の手をにぎっていてほしい。
きっとどんなミライがきても、
青信号をキカイテキにわたるような人間にはなりたくない。
あそこにとんでる3羽の鳥も
平然と浮かぶ2つの月も
僕のセカイにあるのなら、
すべて真実だ。
そしていつか
その気になったら
2人でこの宇宙に更なるビックバンをおこして
荒廃し切った世界を連結させよう。



2008年2月未明