ほたるいか


心臓の音が気持ち悪くて
触れていた手をひっこめた
わたしはいつだって
些細なことにも敏感に
あなたの大脳をかんじとって
いつだって
ちゅうしんの、赤いところ
計算して
いた

だからつかれたのかなあ
あなたのこと、いつだって
そういえばほんとうに
あいしていたのかなあ?
えがおがうまくかみあわないね
気に入ってたキーホルダーさえ
捨てた

もう泣いてももどらないんだって解ってた
なのにわたしはこりてないね
冷光 守(も)れて、またたいて
いつだって つよがって
はは、弱いね


071207